屋根の塗装はどんな塗料を用いるの?
屋根はさまざまな素材のものが使用されています。
瓦屋根、スレート屋根、トタン屋根など。
それぞれ材質や形も異なりますので、そういった特性も理解しながら塗料を選択する形が良いでしょう。
近年の住宅で多いのはスレート屋根。
凹凸が少なく、薄い板のような状態になった屋根材です。
軽量で扱いやすいのが特徴です。
スレート屋根は粘土板岩とセメントを使用した素材になっており、どちらかというと石に近いような素材です。
スレート屋根を塗装する際は高圧洗浄で汚れやコケ、カビなどを取り除いて、ひび割れ補修を行ってからシーラーを塗ります。
シーラーは塗料の接着効果を高めるもので色が付いたものではありません。
シーラーを塗ってから実際にお客様が希望するカラーの塗料を塗っていきます。
塗料はシリコンやウレタンが多いです。
瓦屋根の場合はセメントやモルタルが原料となっているものが多いです。
カラーベストやコロニアルと呼ばれる瓦屋根が使用されています。
瓦屋根の場合はシリコン変性の硬化塗料が頻繁に用いられます。
一方、トタン屋根の場合は金属素材が使用されています。
金属素材なのでエポキシ系の錆止め塗料が向いています。
信濃美整では、お客様のご要望もお伺いした上で適切な塗料をご案内しています。